過失割合
【高齢者の交通事故判例⑤】道路を横断中、警察車両(オートバイ)に衝突された83歳男性が損害賠償を求めて提訴した事例
【2023年3月29日更新】 (平成31年3月1日京都地裁判決/出典:交民52巻2号273頁等) 事故の状況 事故現場の道路には、横断歩道はなく、近くに交差点もなかった。道路上にはトラックが停止中で、トラックの物陰から、原告(被害者)が道路に出てきたところ、直進してきた被告車(オートバイ)に衝突された。 けが(傷害) 肝破裂、右副腎損傷、両側肺 続きを読む >>
【バイク事故判例㉕】優先道路を直進中のバイクと右折自動車との衝突事故により、左肩を脱臼骨折する等し、自賠責保険で12級後遺障害が認定され、裁判でも自賠責保険の認定が維持された事例
(令和3年6月10日大阪地裁判決/出典:自保ジャーナル2104号62頁、ウエストロー・ジャパン) 関係車両 バイク(原動機付き自転車) 対 四輪車(普通乗用自動車) 事故態様 事故現場は信号機のない十字路交差点で、一方が優先道路。 バイクは優先道路を北から南へ直進し、自動車は非優先道路を東から西に進行して交差点手前で一時停止した。 続きを読む >>
【高齢者の交通事故判例⑦】自転車で道路を横断中の91歳女性が、81歳男性が運転する乗用車に衝突され死亡した事故について、被害女性に4割の過失が認定された事例
(令和4年5月18日名古屋地裁判決/出典:自保ジャーナル2132号120頁) 事故状況 事故現場は、交差点に近い片側1車線の中央線(黄色)が引かれた道路で、交差道路との関係では優先道路にあたる。 現場付近の防犯カメラ映像によると、被害女性は、路外の駐車場から自転車で優先道路に向かい発進し、道路手前の歩道上で優先道路の状況を確認しただけで、その後は道 続きを読む >>