後遺障害9級

【解決事例】帰宅途中に、横断歩道上で、後方より右折してきたバスに轢かれ、転倒し、後頭部を殴打。 外傷性くも膜下出血、脳挫傷、嗅覚障害、心的外傷後ストレス障害、脳脊髄液減少症等の傷害を負った高次脳機能障害の事案

被害者 女性会社員(事故当時40歳)   経過 事故後の1年間は入通院治療に専念し、完全休業した。 ↓ 1年後に職場に復職したが、従事する仕事は、事故前に比し、書類作成等の単純作業となり、且つ短時間勤務となった。 ↓ 復職後は、集中力低下やイライラ(易怒性)等によって、仕事の効率が低下するとともに職場の人間関係にも亀裂が生まれるようになり、疲労と気持ちの萎 続きを読む >>

【高齢者の交通事故判例⑤】道路を横断中、警察車両(オートバイ)に衝突された83歳男性が損害賠償を求めて提訴した事例

【2023年3月29日更新】 (平成31年3月1日京都地裁判決/出典:交民52巻2号273頁等)   事故の状況 事故現場の道路には、横断歩道はなく、近くに交差点もなかった。道路上にはトラックが停止中で、トラックの物陰から、原告(被害者)が道路に出てきたところ、直進してきた被告車(オートバイ)に衝突された。   けが(傷害) 肝破裂、右副腎損傷、両側肺 続きを読む >>

【バイク事故判例㉘】片側二車線道路の第二車線をバイクで走行中、第一車線から進路変更してきた自動車と衝突し、右足関節等を負傷した事案において、過失割合をバイク3割、自動車7割と認定した事例

(令和元年9月5日さいたま地裁判決/出典:ウエストロー・ジャパン等) 関係車両 バイク(普通自動二輪車)、四輪車(普通貨物自動車)   事故態様 第一車両通行帯は渋滞中で、渋滞により停止した自動車が第二車線に車線変更しようと、右に方向指示器を点灯させて右後方を目視したが、バイクに気づかないまま発進し中央線付近で停止したところ、後方から進行してきたバイクが自動車の右側面に衝突 続きを読む >>

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