判例紹介
【バイク事故判例⑮】バイクで直進中、交差点で出会い頭衝突をし、顔面に醜状障害(後遺障害12級)が残った44歳男性のケース
(令和 2年1月28日名古屋地裁判決/出典:自保ジャーナル 2066号1頁等) 関係車両 バイク(原動機付自転車)vs普通乗用車 事故の状況 事故現場は、信号機のある十字路交差点。北方向から対面信号の青色表示に従って交差点に進入した原付バイクと、西方向から対面信号の赤色表示を無視して交差点に進入した加害車両が出合い頭に衝突し、原付バイクの運転者(被害者)は、衝突地点から 続きを読む >>
【バイク事故判例㉝】進路変更車との接触事故により右足関節脱臼骨折等の傷害を負った被害者が1990万円余りの賠償金支払を求めて提訴し、被害者過失が1割と認定された事例
(令和4年10月11日名古屋地裁判決/出典:自保ジャーナル№2140、122頁) けが(傷害) 右足関節脱臼骨折、右脛骨内側骨挫傷 事故後の経過 17日間の入院を含め約1年半通院治療を続けたが、右足関節の可動域制限が残ったため自賠責保険に後遺障害等級認定を申請し、12級7号(1下肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの)が認定され、自賠責保険金224万円が支払われた 続きを読む >>