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【解決事例】仕事のため乗用車で移動中の追突事故。頸椎・腰椎捻挫により半年通院後に示談で解決した事例

被害者 20代男性(個人事業主)   事故態様 仕事道具を乗せた自家用車を運転し、赤信号で停止していたところ後続車に追突された。   事故後の経過 物損被害(車両後部の損傷)については、被害者自身が相手保険会社と修理代の交渉をし早期に解決。その後、鞭打ち症状のため仕事をキャンセルせざるを得なくなった事による休業損害を請求したが、相手保険会社から支払拒否され 続きを読む >>

【解決事例】高速道路上での追突事故(玉突き事故)。車両の評価損等につき物損示談が成立後、鞭打ち症により約7ヶ月通院後に、人身損害についても示談が成立した事例

被害者 30代男性(会社員)   事故態様 高速道路を走行中、渋滞となり停止しかけたところ、後続車に追突された。車両3台が関係する玉突き事故で、被害者は先頭車両の運転者。新車だったが追突により後部が大破した。   傷病名 頸椎捻挫、腰椎捻挫   事故後の経過 物損示談が先行し、物損の交渉中に弁護士相談。物損については、被害者自身が交渉を 続きを読む >>

交通事故による脳脊髄液漏出症

私と脳脊髄液漏出症との関わり 私は、平成9年(1997年)以降、長年、交通事故の損害賠償問題を担当させて頂いていますが、その中で、低髄液圧症候群、脳脊髄液減少症あるいは脳脊髄液漏出症<注>などと書かれた診断書を沢山見てきました。 <注>以下では、基本的に「脳脊髄液漏出症」と表記を統一します。   その多くは、交通事故によって頭部外傷を受けたり、頸椎(首)に衝撃を受けた、高 続きを読む >>

【高齢者の交通事故判例④】自動車と衝突し死亡した無職の高齢者(90歳女性)について、事故前年の女性労働者の平均賃金の7割を基礎収入として、死亡による逸失利益(家事労働分)が認められた事例

(平成27年8月28日名古屋地裁判決/出典:交民48巻4号1042頁等) 事故の状況 信号機のない交差点で横断歩道上を歩行中、交差点を直進してきた貨物自動車に衝突された。   けが(経過) 急性硬膜下血腫により、翌日死亡した。   判決のポイント 被害者は、年金収入のみの超高齢者でした。就労していない為、年金収入以外には事故による逸失利益はないと判断され 続きを読む >>

初めての方へ

初めて交通事故に遭われ、交通事故による怪我や心の不安をお一人で抱えられていませんでしょうか?   「怪我は後遺障害を残さず治るのだろうか」「保険会社との示談交渉での提示は妥当な金額なのか」「後遺障害の等級認定が適切にされるか不安」など、初めて交通事故に遭われた方にとっては、不安が尽きないと思います。   渋谷シエル法律事務所では、初めて交通事故被 続きを読む >>

【バイク事故判例⑳】直進バイクと右折車の衝突事故において、早回り右折をした右折車の過失と、速度超過のバイクの過失を比較衡量し、過失割合をバイク15、右折車85とした事例

(平成28年 4月14日大阪地裁判決/出典:自保ジャーナル 1977号49頁、ウエストロー・ジャパン) 関係車両 バイク(普通自動二輪車)vs普通乗用自動車   事故の状況 バイクは制限速度時速50キロメートルの道路を時速65キロメートルの速度で走行し、現場交差点に直進進入した。一方、自動車は、対面信号機が青色なのに右折矢印信号だと誤信して、時速約20キロメートルで右折を開 続きを読む >>

【高齢者の交通事故判例③】91歳の女性が商店街の交差点内を歩行中、20代女性と出会い頭衝突して転倒し、右大腿骨頸部骨折などの傷害を負った事故で、事故により同居の次女による介護が必要になった事を理由とする将来介護費の請求が否定された事例

(東京地裁平成18年6月15日判決、判タ1241号143頁) 事故の状況 現場は東京都世田谷区北沢の商店街。交差する各道路からは沢山の人が歩いて交差点内に流入していたところ、20代女性が交差点中央付近で道路脇に買い物をしようとしていた店を見つけて振り返り立ち止まろうとした際、ゆっくり交差点内を歩行してきた被害者に気付かず、肩を衝突させたため、被害者は反動で後方に仰向けに転倒し、臀部を強打し、結 続きを読む >>

【バイク事故判例⑲】バイクで直進中、路外の車庫に進入しようとした右折車と衝突し、右腕を骨折し変形障害(後遺障害12級)が残ったケース

(令和 2年 6月15日東京地裁判決/出典:交民 53巻3号676頁等) 関係車両 バイク(大型自動二輪車)vs大型乗用自動車(バス)   事故の状況 バス(路線バス)は、片側二車線道路を進行し、右方の路外にある車庫に入ろうとして右折したところ、対向車線の第2車線を直進してきたバイクの前部がバスの左側面後部と衝突した。バイクは制限速度を少なくとも30キロを超える速度で走行し 続きを読む >>

【高齢者の交通事故判例②】横断歩道がない道路を横断中の高齢者にタクシーが衝突した事故で、タクシーと被害者の過失割合が問題となり、被害者過失が5%とされたた事例

(令和2年6月18日大阪地裁判決/出典:交民53巻3号736頁) 事故の状況 タクシーは、片側1車線の道路を北から南に向かい直進中、カーナビゲーションの画面に視線を移して脇見しながら進行し、進路前方を右(西)から左(東)に横断していた高齢者に自車を衝突させた。   年齢 91歳(男性)   けが 骨盤多発骨折等   入院等の期間 2日 続きを読む >>

【解決事例】腰背部に既往を有する専業主婦が助手席に同乗中追突された事故で、通院中、主治医から治療終了を言い渡される等したが、後遺障害14級の認定を受けた後に示談により解決した事例

被害者 30代女性(専業主婦)   事故態様 助手席同乗中に追突され、頸椎・腰椎捻挫の傷害を負った。   事故後の経過 被害者は、腰椎分離および脊柱側湾症の既往を有していたため、事故後は特に腰から背中の痛みが強く、頭痛や吐き気の症状もあり、育児や家事をこなすことが困難となった。そのため、夫が事故直後から相手保険会社に補償を求めたが、主婦は無職との理由で休業 続きを読む >>

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