新着情報

【バイク事故判例⑨】バイクで直進中、路外施設に進入しようとした右折車と衝突し、鎖骨骨折後にCRPS様の難治性疼痛(後遺障害12級)が残った50代男性のケース

(平成25年年7月11日大阪地裁判決/出典:交民 46巻4号895頁等) 関係車両 バイク(大型自動二輪車)vs普通乗用自動車   事故の状況 加害車両は、片側二車線道路を進行し、右側にあった路外施設に入ろうとして右折したところ、対向直進中のバイクと衝突した。バイクの走行道路の第1車線上には「出入車注意」、第2車線上には「右折車注意」の看板があった。   続きを読む >>

【バイク事故判例⑧】バイク走行中、追越し車に衝突され、右膝の靱帯損傷による右膝痛等(後遺障害12級)が残った33歳女性のケース

(平成22年 2月17日東京地裁判決/出典:自保ジャーナル 1831号68頁等) 関係車両 バイク(普通自動二輪車)vs普通乗用自動車   事故の状況 バイクを追い越そうとした乗用車が対向車を避けようとしてバイクに衝突した。尚、乗用車の運転者は酒気帯び運転で、事故後一旦逃走し、しばらくして事故現場に戻った。   けが(傷害) 右膝後十字靱帯損傷、右肩鎖骨 続きを読む >>

【バイク事故判例⑦】バイクで直進中、右折車と衝突し、顔面醜状や味覚障害等(後遺障害11級)が残った29歳男調理師のケース

(平成25年11月13日東京地裁判決/出典:交民 46巻6号1437頁等) 関係車両 バイク(普通自動二輪車)vs普通乗用自動車   事故の状況 信号機の表示に従い交差点を直進したバイクが、右折禁止場所である交差点を右折しようとした自動車の左側面に衝突した。   けが(傷害) 顔面骨多発骨折(頭蓋底・上顎骨・鼻骨・頬骨・蝶型骨骨折),歯牙損傷,脳挫傷(味 続きを読む >>

【弁護士コラム】統計からみる高齢者の交通事故の特徴

● 都内における発生件数 超高齢社会の日本では、高齢者が関係する交通事故の発生件数も多く、東京都内についていうと、2021(令和3)年中の65歳以上の高齢者の交通人身事故の発生件数は9,499件でした(警視庁の交通事故統計より)。   ● 高齢者の交通事故の特徴 高齢者の交通事故の特徴の1つは、他の年齢層に比べて死亡者数が多いことです。2021(令和3)中の東京都内の交通事故 続きを読む >>

【バイク事故判例⑥】バイク走行中、交差点を右折した際、対向直進車と衝突し、股関節の機能障害(後遺障害12級)が残った28歳女性のケース

(平成26年 7月 1日京都地裁判決/出典:自保ジャーナル1934号111頁等) 関係車両 バイク(自家用原動機付自転車)vs普通乗用車   事故の状況 青信号で交差点に進入し交差点を右折しようとした原付バイクが、同じく青信号で交差点に進入してきた直進自動車と衝突した。原付バイクの運転者(被害者)は、原付バイクから投げ出され、路上で転倒した。 けが(傷害) 右大腿骨骨頭 続きを読む >>

【バイク事故判例⑤】バイクで走行中、車線変更しようとして駐車車両に衝突し、両下肢麻痺の後遺障害(後遺障害2級)が残った男子大学院生のケース

(平成23 年5月27日名古屋地裁判決/出典:交民 44巻3号678頁等) 関係車両 バイク(普通自動二輪車)vsトラック(事業用普通貨物自動車)   事故の状況 第2車線を走行していたバイクが、他の車を避けるため、第1車線に車線変更しようとしたところ、第1車線に違法駐車していたトラックに衝突した。   けが(傷害) 外傷性血気胸、第5・6胸椎破裂骨折、 続きを読む >>

【バイク事故判例④】直進中のバイクが、対向転回車に衝突され、右膝・右足関節の機能障害等(後遺障害併合6級)が残った46歳男性のケース

(平成26年12月12日神戸地裁判決/出典:交民 47巻6号1540頁) 関係車両 バイク(普通自動二輪車)vs普通乗用自動車   事故の状況 信号機の直進青矢印表示に従って直進したバイクが、信号機が赤色表示であるにもかかわらず対向車線から転回しようとした乗用車に衝突した。   けが(傷害) 右下腿開放骨折、右下腿デグロービング(皮膚剥奪損傷)、MRSA 続きを読む >>

【バイク事故判例③】バイクで直進中、右折車と衝突し、高次脳機能障害(後遺障害2級)が残った38歳男性のケース

(平成29年 4月13日東京地裁判決/出典:交民 50巻6号1661頁等) 関係車両 バイク(大型自動二輪車)vs普通乗用自動車   事故の状況 バイクが片側3車線の第2車線を直進し、対面信号機の青色表示に従い交差点に進入したところ、右折車と衝突した。   けが(傷害) 脳挫傷、左急性硬膜外血腫、骨盤骨折、右鎖骨骨折、右下腿挫創等   続きを読む >>

【バイク事故判例②】バイクで直進中、転回車に衝突され(過失ゼロ)、顔面に醜状障害(後遺障害12級)が残った19歳男性のケース

(令和 2年 2月21日東京地裁判決/出典:自保ジャーナル2073号34頁等) 関係車両 バイク(普通自動二輪車)vs普通乗用車   事故の状況 バイクが片側3車線の第2車線を直進していたところ、転回禁止場所において、加害車が左側の第1車線から転回を開始し、バイクに衝突した。   けが(傷害) 右尺骨茎状突起骨折、左眼窩底骨折、左眼窩吹き抜け骨折、顔面挫 続きを読む >>

【バイク事故判例①】バイク直進中、右折車と衝突し、手・足に機能障害や疼痛(後遺障害併合10級)が残った40代男性のケース

(平成29年12月27日京都地裁判決/出典:交民 50巻6号1597頁等) 関係車両 バイク(普通自動二輪車)vsトラック(普通貨物自動車)   事故の状況 交差点を直進中のバイクと右折トラックとの衝突。 トラックは、前方にバイクを認めたが、先に交差点を通過できるものと思い発進。ところが、実際にはバイクとの距離が近かったためバイクより先に交差点を通過できず、トラック前部を 続きを読む >>

トップへ