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【解決事例】自家用車を運転中、赤信号待ち中に後方から追突され後遺障害14級の認定を受けた会社の代表取締役につき、逸失利益の算定が問題となった事例
被害者 50代男性(会社代表者) 傷病名 頸椎捻挫 事故後の経過 事故後は主に投薬治療を受け、事故後約7ヶ月後に症状固定となり、後遺障害14級の認定を得た後に弁護士に交渉依頼。 会社役員だったため、主として後遺障害による逸失利益の有無・金額が争点となったが、本件の被害者は実質的には個人事業主と異ならなかったため、事故前年の確定申告書等の資料を根拠に逸失利益を請求 続きを読む >>
【解決事例】自転車とタクシーの夜間交差点における衝突事故。物損示談後、足関節捻挫等の怪我の損害についても約5ヶ月後に示談で解決した事例
被害者 20代男性(個人事業主) 事故態様 夜間、自転車で信号のない交差点を直進中、交差点を右折しようとしたタクシーに衝突し、転倒。足関節捻挫等の傷害を負った。 傷病名 左足関節捻挫、腰部挫傷。 事故後の経過 被害者はまず、自転車の損害(損害)をタクシー会社に請求したが、反応鈍く、難航。3度目の相談で弁護士依頼となった。 物損交渉においては、被害者にも前照灯 続きを読む >>
【高齢者の交通事故判例①】高齢者が横断禁止道路を横断中、右側から進行してきた普通貨物自動車と衝突した事故で、高齢者の過失割合が20%とされた事例
(平成29年6月27日大阪地裁判決/出典:交民 50巻3号796頁) 事故の状況 現場は,片側2車線,車道幅員16.6メートルの国道2号線(制限速度は50㎞/hで、歩車道が区別され、中央分離帯の上に高さ0.7メートルの防護柵があった)。 被害者は、前方右側の道路の安全を十分に確認せずに横断を開始し、急ぐことなく、右側も見ずに通行したところ、第2車両通行帯を走行してきた 続きを読む >>
【解決事例】自家用車で走行中、赤信号による停止寸前に複数回追突され、長期の通院治療後に後遺障害14級の認定を受け、示談した主婦の事例
被害者 40代女性(専業主婦) 事故態様 自家用車で走行中、赤信号による停止寸前に複数回追突された。 治療の経過 事故後から、首~肩~腰の痛みや、手足の痺れ、頭痛、めまい等、多彩な症状が出現し、整形外科と整骨院への通院を継続したが、改善がみられず、その後も息切れ等、多彩な症状が続いたため、医療的にセカンドオピニオンを求める等し、最終的に事故後10ヶ月後に症状固定した。 傷病名 頸椎捻 続きを読む >>
【解決事例】バイク走行中、赤信号待ちで停止していたところ、後続の普通乗用車に追突され、約3ヶ月の通院治療後、示談が成立した事例
被害者 20代男性(会社員) 事故態様 幹線道路をバイク走行中、赤信号となったので停止していたところ、後続の普通乗用車に追突され、前方路上に身体が飛ばされ、肩~胸~膝等を打撲した。 治療の経過 加害者が呼んだ救急車で病院に搬送され、検査後帰宅。その後、近医の整形外科医院で対症療法を受けた。 傷病名 胸椎挫傷、(両)膝関節挫傷、頸椎捻挫等。 交渉経過 事故後は痛みの為に仕事を休んだ 続きを読む >>
【バイク事故判例⑱】信号機のない十字路交差点において,直進バイクと直進自動車とが出合頭衝突した事故において、バイク運転者(女性)の眼の症状については後遺障害を否定したが、眼の症状が軽快するまでに被った精神的苦痛を斟酌し、請求額以上の傷害慰謝料が認められたケース
(令和 元年 6月13日大阪地裁判決/出典:交民 52巻3号709頁等) 関係車両 バイク(原動機付自転車)vs普通乗用車 事故の状況 事故現場は、片側1車線の東西道路と南北道路が交差する十字路交差点。信号機による交通整理は行われていない。交差点の南側には一時停止規制が設けられ、路面には「止まれ」の文字が表記されていた。 バイクは、東西道路を東 続きを読む >>
【バイク事故判例⑰】山間道路を2人乗りで走行中、剥離したコンクリート片を跳ね上げ、バイクが損傷。転倒を回避した際に、左手TFCC損傷の傷害を負ったとして、道路を管理する県を被告として訴訟提起したが、県の責任は認められたものの、TFCC損傷との因果関係は否定されたケース
(令和 3年9月1日大阪地裁判決/出典:自保ジャーナル 2110号145頁) 関係車両 バイク(普通自動二輪車250cc) 事故の状況 事故現場は、アスファルトコンクリート舗装された山間部の国道。左ヘアピンカーブの登り坂を2人乗りで走行中、道路の中央から右の部分の舗装の一部(縦約0.3㍍、横約0.2㍍、高さ約0.1㍍)が剥離した状態になっていた為、当該コンクリート片の上 続きを読む >>
【バイク事故判例⑯】第2車線から進路変更してきた加害車両との衝突事故。 事故後、後遺障害12級を前提とする示談が成立したが、示談成立の6年後に、自賠責保険への異議申立ての結果、高次脳機能障害により後遺障害等級7級と認定され、追加支払を受けた20代男性会社員のケース
(平成25年 5月29日東京地裁判決/出典: 交民46巻3号682頁等) 関係車両 バイク(大型自動二輪車)vs普通普通貨物車 事故の状況 片側2車線道路上の第2通行帯を走行中の加害車両が、第1通行帯に進路変更するに当たり、漫然と時速45kmで進路変更した過失により、第1車線を後方から進行してきた被害者運転のバイク(大型自動二輪車)に、自車の左側面部を衝突させた。 衝 続きを読む >>
【バイク事故判例⑮】バイクで直進中、交差点で出会い頭衝突をし、顔面に醜状障害(後遺障害12級)が残った44歳男性のケース
(令和 2年1月28日名古屋地裁判決/出典:自保ジャーナル 2066号1頁等) 関係車両 バイク(原動機付自転車)vs普通乗用車 事故の状況 事故現場は、信号機のある十字路交差点。北方向から対面信号の青色表示に従って交差点に進入した原付バイクと、西方向から対面信号の赤色表示を無視して交差点に進入した加害車両が出合い頭に衝突し、原付バイクの運転者(被害者)は、衝突地点から 続きを読む >>
【バイクの交通事故判例⑭】バイクが加害車両の後方から同方向に進行中、衝突し、大腿部の瘢痕(後遺障害14級)が残った37歳女性のケース
(平成23年12月13日京都地裁判決/出典:交民 44巻6号1584頁) 関係車両 バイク(普通自動二輪車)vs普通乗用自動車 事故の状況 事故現場は、片側一車線の直線道路(中央線が黄色実線)。加害車両は、対向車線を右折して飲食店の駐車場に入るつもりで、右ウインカーを出しながら中央線に接近した位置で、赤信号待ちをしていた。青信号に変わったので、右折を開始したところ、直後 続きを読む >>