【解決事例】自転車走行中の衝突事故によって、顔面に醜状障害が残った女性の示談例
被害者
30代女性
事故状況
歩道を自転車で走行中、右側から直進してきた自動車に側面衝突され、歩道の植え込みに転倒し、顔面等を強打した。
後遺障害
後遺障害12級14号
交渉結果
保険会社の提示額240万円 → 受任後470万円で示談成立。
経過
事故時の傷病名は、前腕・膝関節打撲傷、顔面挫創、眼球打撲、歯折、頸椎捻挫。症状固定時は、顔面(頬)挫創後瘢痕、色素沈着。
後遺障害の認定結果は、12級14号(「外貌に醜状を残すもの」
コメント
人の目につく顔面に色素沈着を伴う傷痕が残ってしまったことから慰謝料が増額されて然るべき事案だった上、過失割合についても反論できたことが増額につながりました。
被害者
40代女性
事故状況及び争点
覚醒剤使用の疑いにより警察官に職務質問された運転者が警察官を振り切って自動車を発進し走行中、自転車に乗車していた被害者に衝突。自動車は、所有者が知らないうちに運転者に貸与されていた中で事故が発生したため、主に自動車所有者に責任を問えるかが争点となった他、所有者が責任を負う場合の損害賠償額も争点となった。
経過
自動車損害賠償保障法上の「運行供用者」該当性が争点であったため、示談交渉が難航し、裁判提起。高裁で確定。賠償額は遺族合計で約3600万円。
事例
自転車とタクシーとの出会い頭衝突事故。被害者請求により後遺障害等級14級が認定され、その後示談が成立した事例。
被害者
30代男性
経過
事故により右膝関節半月損傷・前十字靱帯損傷の傷害を負い、入院の上、手術を施行。その後15ヶ月通院し、症状固定前に弁護士相談。
↓
被害者の希望により後遺障害は被害者請求の方法で行った。
↓
結果、右膝関節半月損傷・前十字靱帯損傷後の疼痛に対して「局部に神経症状を残すもの」として後遺障害等級14級が認定された。
本件の特徴
加害車両がタクシーであったことから、被害者は交渉に対する不安が強く、そのため症状固定前の段階で弁護士相談をした。後遺障害等級の申請にあたっても自らの手で行いたいとの希望が強く、そのため被害者請求の方法を選択。
幸いにも膝の症状は術後の経過が良好だったため、後遺障害等級の認定は14級に止まったが、認定後はタクシー会社の交渉担当者と比較的スムーズに交渉が進み、認定結果が出た1.5ヶ月後には示談が成立した。入院および通院期間が長期に亘ったこともあり、後遺障害等級が低位で且つ過失相殺事情(5%)があった割には、比較的高額な金額で示談が成立した(自賠責保険金および最終支払額の合計金は約500万円)。
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