特集!小林弁護士インタビュー ~高次脳機能障害編 vol.2-4~
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聞き手
だからこそ、ご家族のサポートや専門家のサポートを得ながら、将来のために適切な賠償金を受け取ることをしなければならないのですね?
小林弁護士
そうですね。外傷性のものなので、良くなる経過を辿ることもありますが、障害がいつ悪くなるかわからないですよね。
ただでさえ歳を取れば認知症になるのに、それが早い段階で来るかもしれないし、潜在的なリスクは付きまといますからね。
小林弁護士
どの程度悪いのか、あるいは良い方なのかをお医者さんが解説してくれずに、わからないということで、当時たまたま適任のお医者さんとのつながりがあったので、相談に乗ってもらい、検査してもらったところ、結果が目に見える形で出てきたということもありました。
そのような意味では、もう少し何とかしてあげたほうが良いと判断した場合は、お医者さんを探すことは当然ありますね。
ただ、基本的には、診てもらっている先生がいるのだから、まずはその先生を信頼して、やってもらった方が良いですね。事故後からその方のことを全て知っているのはその先生なのですからね。しかし、中にはお話を伺っていて、これは転院をしたほうが良いなと思うこともあるので、一緒にどうすべきか考えるようにしています。
聞き手
セカンドオピニオンのニーズは増えてきているのでしょうか?
小林弁護士
ニーズについては定かではありませんがネット化が進んだ昨今ではご自身で色々と調べて、セカンドオピニオンを口にする方は増えてるのではないかといった印象です。ですが基本的には先にも申し上げたとおり、まずは今診てもらったいる先生を信頼してみることが望ましいと思いますよ。詳しくお伺いした結果、そんなに悪いお医者さんではないのでは?と感じることも良くあります。
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