最も多い相談は、むち打ち症!
むち打ち症(むち打ち損傷)は、交通事故の代名詞といわれています。しかし、私がそのことを実感したのは、交通事故の専門サイトを立ち上げてからでした。
弁護士になって15年以上、裁判を中心に活動し、交通事故の裁判は200件近くになりますが、むち打ちの場合は比較的軽症で、賠償額も比較的低額のため、裁判をするまでには至らず、よって、請求者側として扱うことは殆どなかったのです。
しかし、ホームページを見て相談にいらっしゃるのは、殆どがむち打ち症の方で、しかも、その殆どが、裁判までやらずに示談で解決したいと希望されます。
そのため、ご希望に沿って、示談による解決を目指すわけですが、以前は、示談でさえも、むち打ち症では、弁護士に依頼することは今のようには多くなかったと思います。
なぜなら、先にも述べたように、むち打ちは比較的軽症で、そのため賠償額も比較的低額で終わるため、得られた賠償金の中から弁護士費用を払うと手取りが少なくなってしまうと考える方が多かったからです。
しかし、「弁護士費用特約付きの保険」の普及や、「賠償金の3つの基準」を考えれば、現在は弁護士に相談し、解決してもらうことが、真の被害者救済につながります。
交通事故に遭い、むちうちでお悩みになられている場合は、まずは弁護士にご相談し、適正な解決を行なわれることをお勧め致します。