【解決事例】事故と外傷性頚髄損傷のとの因果関係の有無・程度が問題となった事例

事故状況

被害者は60代の男性。自転車走行中に自動車と接触し転倒。その後、脊髄症を生じ、手術を行ったが体幹機能障害の後遺症が残存。

 

コメント

被害者には、頸椎に脊柱管狭窄・後縦靱帯骨化症の既往症及び変形性膝関節症の既往があったため、裁判では、被害者の症状は既往症によるものではないか、事故と因果関係を有するのはどの範囲かが争点となりました。

 

※外傷性頚髄損傷とは

主として脊柱に強い外力 が加えられることにより脊椎を損壊し、脊髄に損傷をうけること。


※体幹機能障害とは

脊髄損傷や頚椎損傷の後遺症などによる体幹(頸部、胸部、 腹部及び腰部)の機能障害により、体位・姿勢の保持が困難になること。

 

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